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決明子

ブログテーマに「漫画と音楽」を謳ってるのに漫画しか挙げてないのもナンなんで、今回は音楽に触れてみたいと思います。

音楽レビューに関して、とある方々のレビュー形式を大変参考にさせて頂きました。この場を借りてですがお礼申し上げますm(__)m

ケツメイシ/ ケツノポリス2 ★★★☆
(★は満点で5 ☆は★の1/2の評価)



ケツノポリス2との出会い:
出会いはとあるレコード屋で流れていた「トモダチ」だった。

このアルバムが発売された02年当時、ラップ音楽としてメジャーシーンではKICK THE CAN CREWやRIP SLYMEが台頭し、正直私はケツメイシという存在を知らなかったし、実質この「ケツノポリス2」がメジャー1stアルバムとなる彼らは世間的にも知名度は低かったと思う。
ただ、RIPやKICKにしろ共通することは共にノリの良いサウンドにラップを乗せる形態であること。
まずサウンドありきで、歌詞も日本人にも分かりやすい英語を積極的に取り入れることによってグルービーな音に仕上げる曲風が多かったと感じる。

ここでKICK THE CAN CREWやRIP SLYMEを批評する気はない。共にJ-POPにラップシーンを根付かせた意味では欠かせない存在だ。

しかし自分の耳に飛び込んできた「トモダチ」はそんな従来のラップミュージックとは一線を画すものであった。
日本語を基調とした歌詞、聴く者の心を一瞬で掴む洗練されたバラードの旋律。
新鮮で衝撃的な音がそこにあった。

すぐにアルバム「ケツノポリス2」を聴いてその想いは確信に変わる。レゲエあり、パーティチューンあり、心に響く数々のバラードありと多様な音楽性で彼らの音楽の懐の深さが十二分に染み出した作品であり、どの曲も高い完成度、アルバムとしても見事に纏まっている。

以後「トモダチ」の大ブレイクをキッカケにケツメイシはメジャーシーンを駆け上がっていく。
そして「ケツノポリス2」は文字通り金字塔として彼らの歴史に刻まれる傑作であるという考えは発売から三年以上経った今も揺ぎ無い。

では、次に曲ごとに対する簡単なレビューを通してケツノポリス2の世界を覗いてみたいと思う。

(続きは今回もハンパじゃなく長いです!準備はいいですか?(・∀・)(ぇ)
曲目:
①前出し
卓球のラリーの音で始まる独特のオープニング。
ラリー音が途中からリズミカルなビートに変化していく。

②手紙~過去~★★★☆
この作品の目玉とも言える手紙三部作の幕開け。
従来の三人にゲストを加え、変則四人のラッパーで奏でる明るい曲調が心地よい。

③ビルの谷間★☆
クールで曲風はヒップホップに近い。
クラブカルチャーから叩き上げでデビューした彼ららしく夜の街の雰囲気が良く現れている。

④高嶺の花★★
男のエロさを素直に包み隠さず出しながら憧れの女性へのかなわぬ想いを歌った曲。

⑤人は★★☆
③~④のスローテンポから一転、レゲエテンポの曲調にチェンジ。
ここから⑤、⑥とレゲエベースの曲が続く。

⑥侍ジャポン★★
レゲエのリズムに乗せながら日本人らしいネタを交えながら日本への愛を歌った曲。

⑦中出し
前出しと同様に卓球のラリー音をベースにしたインスト。

⑧手紙~現在~(album version)★★★
手紙三部作の二発目。
「手紙~過去~」に比べるとバラード色が出るが、その中にも和やかな暖かさを感じる曲。

⑨雲の上から★★☆
雲の上から第三者的な視点で今を生きる人へエールを送るという一風変わった歌詞が面白い。

⑩ア・セッションプリーズ★☆
ケツメイシに珍しいファンキーな曲。個人的にはライムスターに似てるかな。

⑪ケツメの作り方★★
メンバーの出会いをラップに乗せて振り返った歌。
サビというサビはほとんどなく、その分ラップを物語を読むように楽しんで聴くことができる。

⑫よる☆かぜ(album version)★★★★
ドライブにピッタリなお洒落でノリの良い曲。
ケツメイシの初期の代表曲に挙げられる。

⑬手紙~未来~★★★★★
手紙三部作のラストを飾るバラード。
まだ見ぬ将来を迎える自分たちに、そして聞く人たちへ送る応援のメッセージ。

⑭わすれもの★★★★☆
終わった恋へのどうしようもない遣る瀬無さを歌った別れの歌。
影の名曲。

⑮トモダチ★★★★☆
学校の某教科書にも歌詞が掲載された曲。
卒業のように、出会いがあれば別れもある。弦楽器をふんだんに取り入れた切ない伴奏をバックに、そんな離れ行く友への思いをラップに乗せて歌った歌。

⑯後出し
インスト。「わすれもの」のメロディに乗せて前出し、中出しと同様に卓球の音が流れ出し、最後は玉が床に落ちた音で余韻を残しながら締めている。リピートで聴くと⑯→①で卓球の音がまた帰って来て面白い。

総括:
トモダチに代表されるように、全体を通して感じるコンセプトは「出会いと別れ」、そして一つ一つの別れも前向きに受け止めようという激励の心である。

このアルバムの聞き所は何と言っても、アルバム内でも際立つ⑫よる☆かぜ⑬手紙~未来~⑭わすれもの⑮トモダチといった目玉の曲が四曲連続でこれでもかと続く流れだろう。

しかし一見するとその終盤の流れに目が行きがちだが、全体を通すと序盤~中盤は明るい曲をまとめ、徐々に静かな曲調に変化を付けていきながら、最後のトモダチにうまく繋げていることが分かる。

そして前作「ケツノポリス」や今作の⑤、⑥といった曲を聴くとやはり彼らのルーツはレゲエやダンスホールにあるとも感じる。しかしケツノポリス2ではレゲエの香りをしっかりと残しつつも違和感なくバラードとのバランスを崩さす全体として調和している。

そういった点で後から味が出てくるのは終盤ではなく、むしろ中盤のレゲエやケツメイシ独特の効果音をリズムに乗せ明るい曲が続く⑤~⑩のパートである。
聴けば聴くほど味が出る、まさにスルメアルバムの太鼓判を押せる一品なのだ。


近年の彼らの音を「ケツメイシらしくない」という声は少なくない。
そういった意味でこのアルバムは私が最も「ケツメイシらしい」と言える作品だと思う。
むしろこのアルバムのイメージが強烈すぎる為、この後の「ケツノポリス3」、「ケツノポリス4」といった彼らの音楽の変化を受け入れることができないのかもしれない。
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非公開コメント

NAGEEEEEEE!  この形式ってそうかなるほどBl(ry

音楽の変化は受け入れられたりそうでなかったり色々ですね。
今後も長編レビュー希望します!(ぁ

お久し振りです&どうも^^
風の噂を聞きつけここに辿り着きました。
音楽情報などのレビューが面白くイイと思ったので、勝手なんですが相互リンクの方はOKでしょうか?
先に自分のほうは貼っているんで(ぇ

では、出来ればよろしくおねがいします(^∀^;)

>左手さん
なんと・・コメントありがとうございます!(>ワ<)ノ
そしてBLACK COFFEEさんの形式を参考にさせて頂いたのは言うまでもありません( ´Д`)

音楽の変化は長くバンドを続けていけば避けられない流れなのかもしれませんが、進化か、退化かはやはりリスナーの捉え方も人それぞれかもしれませんね。

ケツメイシは・・どうなんだろう、また他の方の意見も聞いてみたいものです。

レビューはやればやる程長編になっていくのは気のせいでしょうか。長編すぎて「ドラえもん ノビ太の○○○」も見えてきそうです(意味不明
希望される方が一人でもいてくれるならば・・これからも暴走なみの長編になっていきそうです(蹴

>アースさん
お久しぶりです!ようこそおいで下さいました!^^

レビューを音楽好きのアースさんにそう仰って頂けるならば嬉しい限りです。

リンクの件は了解しました!こちらからも貼らせて頂きますね。では、これからも改めて宜しくお願いしますm(__)m

そこでblack coffeeの登場ですよ。

って乗り遅れたorz

>Black coffeeさん
うおう!足跡まで残して頂いてどうもです!

形式に関しては、私自身も拝見していて分かりやすく、聞く際に参考にしやすかったのがやっぱりBlack coffeeさんの各曲ごとに星を振る形だったんです。(自分が興味あるジャンルだったのも大きいかもしれませんが。)なのでそれを参考に自分なりに書いてみたつもりですがどうでしたでしょうか?(ドキドキ

何とかこれからも、シンプルで分かりやすいBlack coffeeさんのようなレビューに少しでも近づけるよう頑張っていこうと思います。コメント有り難うございました!><

自分の好きなアーティストほど伝えたいことが多くて上手く伝えにくいんですよね。
それなのにアルバムだけじゃなくてアーティストに付いても触れているレビューは素晴らしいと思います。
僕に近付くというか僕が見習わなくては(`・ω・´)

正直文を書くのは苦手でマーライオンさんが書いたこのレビューのようにアルバムのコンセプトなどをわかりやすく説明できないんですよね(^^;

>自分の好きなアーティストほど~

これはすごく分かります。私もこれだけ書いても言いたいことは半分も伝えられてない、ともどかしい気持ちになります。

黒珈琲さんは文が苦手なんですか。。仲間!(ぉ

でもただ、文は(私のように)ダラダラ長く書けばいいってもんじゃなくて如何にシンプルに音を表現するかも大事だと思います。その点、黒珈琲さんの言葉はいつも例え短くても的確で分かりやすく常々感心させられているのは秘密です。いやホントにw

最近レビューどころか更新自体疎かになってますがまた自分なりに頑張ってみようと思います。
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