バンクーバー始まりましたな
さて、早いものでこの前北京がやっていたと思っていたら、いつの間にかバンクーバーが来てしまったようで・・・
前の北京は何故か僕自身ほとんどTVでロクに見もせず周囲の話題からもポツリと取り残された感があるのですが、今回のバンクーバーに対しては浅田真央が一体どういう演技を見せるのか気になる所もありますので全体的に北京よりは関心は高いです。
で、今日早速序盤の山場とも言える『女子モーグル決勝』が行われた訳ですが・・・
上村、惜しくも4位=村田8位、伊藤12位、里谷は19位〔五輪・フリースタイル〕
周囲の注目を集めた上村愛子は健闘届かず4位という結果になりました。
ただ、僕自身今回はじめて女子モーグルという競技を真剣に観戦した気がするのですが、正直ここまで攻め込まないと勝てないのか?という程転倒者が続出する展開。
『え?何でこの人たちこんなスピードで降りて吹っ飛ばないんだ?』
実際予選で上位に入ってた選手や、日本の里谷も含め多くの選手が吹っ飛びまくってたのですが、その中で25点以上の成績でメダルを獲得した上位三人は、素人目に見ても明らかに次元が違うというか、限界ギリギリの滑走をしているように感じました。(吹っ飛ばなかったのが幸運に見えた)
対して上村愛子は安定はしていましたが、そこまで攻め込んだという印象が無かったのが正直な所です。
ただ上村は五輪のメダルを未だ獲得してませんし、吹っ飛んでもOKという『ギャンブル』に賭けるよりかは、何よりもまず『確実な走り』をしなければいけないという想いが人一倍強かったかもしれません。(逆に言えばその走りで4位に食込んだのは上村の滑走の完成度の高さを物語っているのでしょう。)
と言うか、試合直後はどうも今回は(も)マスコミが持ち上げすぎたんじゃないか?という印象が強く、戦績などを見ても上村は一年以上前にピークは過ぎており、最近のW杯では上位に食込むのもやっとのようで、特に今回のメダル受賞者の半ば特攻にも似た滑走を見る限りもとてもじゃありませんが『勝って当然』の状況には見えませんでした。それでも勝とうとするのなら、それこそ1位か転倒かの博打にも似た滑走で臨まねばならなかったでしょう。
だから僕は上村の4位という成績は素直によくやったんじゃないかと思いましたし、自身の五輪の7位→6位→5位→4位という結果を
「何で、こんなに一段一段なんだろう・・・」
と表したコメントは感極まるものがありました。周囲からの期待に添えなかった自分、今までの五輪への想い、色んなものがこの一言に凝縮されていたと思います。
たとえ金メダルの歓喜の瞬間を見れなくても、上村愛子という人の長年の想いが凝縮された『4位の滑走』を見ることが出来て良かったと思いました。
今は上村にはとりあえずお疲れ様でした、と言いたいですね。年齢的にも結婚生活的も次回五輪のゲレンデに立つことは難しいかもしれませんが、俺は上村を応援してるぞー!
前の北京は何故か僕自身ほとんどTVでロクに見もせず周囲の話題からもポツリと取り残された感があるのですが、今回のバンクーバーに対しては浅田真央が一体どういう演技を見せるのか気になる所もありますので全体的に北京よりは関心は高いです。
で、今日早速序盤の山場とも言える『女子モーグル決勝』が行われた訳ですが・・・
上村、惜しくも4位=村田8位、伊藤12位、里谷は19位〔五輪・フリースタイル〕
周囲の注目を集めた上村愛子は健闘届かず4位という結果になりました。
ただ、僕自身今回はじめて女子モーグルという競技を真剣に観戦した気がするのですが、正直ここまで攻め込まないと勝てないのか?という程転倒者が続出する展開。
『え?何でこの人たちこんなスピードで降りて吹っ飛ばないんだ?』
実際予選で上位に入ってた選手や、日本の里谷も含め多くの選手が吹っ飛びまくってたのですが、その中で25点以上の成績でメダルを獲得した上位三人は、素人目に見ても明らかに次元が違うというか、限界ギリギリの滑走をしているように感じました。(吹っ飛ばなかったのが幸運に見えた)
対して上村愛子は安定はしていましたが、そこまで攻め込んだという印象が無かったのが正直な所です。
ただ上村は五輪のメダルを未だ獲得してませんし、吹っ飛んでもOKという『ギャンブル』に賭けるよりかは、何よりもまず『確実な走り』をしなければいけないという想いが人一倍強かったかもしれません。(逆に言えばその走りで4位に食込んだのは上村の滑走の完成度の高さを物語っているのでしょう。)
と言うか、試合直後はどうも今回は(も)マスコミが持ち上げすぎたんじゃないか?という印象が強く、戦績などを見ても上村は一年以上前にピークは過ぎており、最近のW杯では上位に食込むのもやっとのようで、特に今回のメダル受賞者の半ば特攻にも似た滑走を見る限りもとてもじゃありませんが『勝って当然』の状況には見えませんでした。それでも勝とうとするのなら、それこそ1位か転倒かの博打にも似た滑走で臨まねばならなかったでしょう。
だから僕は上村の4位という成績は素直によくやったんじゃないかと思いましたし、自身の五輪の7位→6位→5位→4位という結果を
「何で、こんなに一段一段なんだろう・・・」
と表したコメントは感極まるものがありました。周囲からの期待に添えなかった自分、今までの五輪への想い、色んなものがこの一言に凝縮されていたと思います。
たとえ金メダルの歓喜の瞬間を見れなくても、上村愛子という人の長年の想いが凝縮された『4位の滑走』を見ることが出来て良かったと思いました。
今は上村にはとりあえずお疲れ様でした、と言いたいですね。年齢的にも結婚生活的も次回五輪のゲレンデに立つことは難しいかもしれませんが、俺は上村を応援してるぞー!
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