妹萌え?否、これが真の『妹』だ!
まだブログも始まったところですが、調子に乗っていきなりレビューとかしちゃおうかと思います(ぉ
記念すべき第一回・・・・そのジャンルは、そう私も大好きな漫画です!
そして作品は・・これだーーー!!
恋風 / 吉田 基已 (著) ★★★☆
(★は満点で5)

イブニングKC 全五巻発売中
あらすじ:
妹が生まれてまもなく、両親の離婚により兄妹はそれぞれ父側と母側へとひきとられ別々に暮らしてきた。
そして10数年たった現在、結婚相談所に勤める耕四郎は妹がいることすら忘れて平凡に暮していた。ところがこの春から、高校進学に伴い妹・七夏がおなじ家で住むことになったのだ。ただでさえ困惑する状況の上に、耕四郎には別の悩みがあった。同居の前に妹とは気づかずにデートした揚げ句、失恋の痛手から思わず涙を流し慰められるという失態。
離れていた時間を埋めるように、ただ純粋に兄を慕う妹。なんとか立派な兄であるよう心がけたい耕四郎だが、出だしからつまずいた上、異性として意識せざる得ないほど七夏は可愛い。
隠さねばならない気持ちは純真な七夏に接する度にどうしようもない、いらだちへと変わり衝突を引き起こす。そして自己嫌悪に嘖まれる日々が始まる・・・
(以上アニメ公式HPより引用)
・・・とまぁストーリーはこんな所なのですが、まずこの漫画購入はお薦めしません。
「いきなりそんな漫画挙げんなゴルァ!」と言われたらしょうがないんですが恋愛漫画が好きな私としてはどうしても挙げたくなった訳で。。
あぁ。石を投げないで下さい
お薦めしないのは何故かって?
その理由を言い出すとネタバレを大いに含むので続きは↓レビューに記します。
内容を多少目にしても構わないという方はお進み下さいませ(´∀`*)ウフフ(蹴
記念すべき第一回・・・・そのジャンルは、そう私も大好きな漫画です!
そして作品は・・これだーーー!!
恋風 / 吉田 基已 (著) ★★★☆
(★は満点で5)

イブニングKC 全五巻発売中
あらすじ:
妹が生まれてまもなく、両親の離婚により兄妹はそれぞれ父側と母側へとひきとられ別々に暮らしてきた。
そして10数年たった現在、結婚相談所に勤める耕四郎は妹がいることすら忘れて平凡に暮していた。ところがこの春から、高校進学に伴い妹・七夏がおなじ家で住むことになったのだ。ただでさえ困惑する状況の上に、耕四郎には別の悩みがあった。同居の前に妹とは気づかずにデートした揚げ句、失恋の痛手から思わず涙を流し慰められるという失態。
離れていた時間を埋めるように、ただ純粋に兄を慕う妹。なんとか立派な兄であるよう心がけたい耕四郎だが、出だしからつまずいた上、異性として意識せざる得ないほど七夏は可愛い。
隠さねばならない気持ちは純真な七夏に接する度にどうしようもない、いらだちへと変わり衝突を引き起こす。そして自己嫌悪に嘖まれる日々が始まる・・・
(以上アニメ公式HPより引用)
・・・とまぁストーリーはこんな所なのですが、まずこの漫画購入はお薦めしません。
「いきなりそんな漫画挙げんなゴルァ!」と言われたらしょうがないんですが恋愛漫画が好きな私としてはどうしても挙げたくなった訳で。。
お薦めしないのは何故かって?
その理由を言い出すとネタバレを大いに含むので続きは↓レビューに記します。
内容を多少目にしても構わないという方はお進み下さいませ(´∀`*)ウフフ(蹴
レビュー:
はい、よくぞここまでお読み下さいました・゚・(つД`)・゚・
まずですね、これまで『妹』を題材にした作品は過去にも幾度も存在してきました。私が知る中でも、あだち充の「みゆき」、山花 典之の「妹-あかね-」等の有名どころが挙げられます。
しかし、「みゆき」にしても「妹-あかね-」にしても共通するのは共に義妹 であること。そりゃ恋愛作品にする上で倫理観を考慮すれば血は繋がっていないことが大前提ですよね。
ところがこの恋風に至っては
マジで血繋がっちゃってます。
流石イブニングで連載してただけあって設定から既に並みの漫画じゃありません。
このへんの歪んだ倫理観が特に、真面目な方に対してこの作品をお薦めできない理由です。
兄:耕四郎は妹:七夏に兄妹としてではなく、次第に異性として惹かれ、七夏もいつしか自然に兄へ思いを寄せ始めます。
しかしこの実の兄妹というシチュエーションが到底超えられない壁として、逆にこの恋を大きく演出してる訳です。
恋愛は逆境を乗り越える程深い恋愛だと言えるでしょう。そして乗り越えようとする時程愛は燃え上がるものとも感じます(誰
しかしそれがどう足掻いても乗り越えられない壁・・そう実の兄妹の恋愛だったら?
人は結ばれるといつしか気持ちも醒めてしまうもの。しかし決して結ばれない、叶う事がない恋ならば気持ちはずっと醒めぬまま続いてくものではないでしょうか。
この漫画が叩き出したテーマは、そんな結ばれない故に永遠に思い続けるという「究極の恋愛」の形を示しています。
自分の中で上記の「究極の恋愛」と呼べるのは、今まで同性愛しか頭になかったのですが、この作品でまた一つ世界が広がった気がしました(無理に広げる全く必要はないんですがw)
二人の恋は両親からも当然賛成される筈はありません。しかしそれを重々に心に刻んだ上で兄:耕四郎が葛藤していく様が大変上手く表現されていて涙を誘います。それも含め彼は自分が主人公としてかなり好きな部類に入ります。

↑恋と兄の立場との狭間で悩む耕四郎
他にも注目する点として、普通の漫画に比べ登場キャラは極めて少ない漫画ですが、中でも耕四郎の仕事場の同僚、千夏要が実にいい味を出してます。

↑このオネーサンね。
典型的なキャリアウーマンでありながら耕四郎の良き理解者。男臭い一面と大人の女性の魅力を併せ持つ、高校生で世間知らずの七夏とは正に真逆の存在として描かれる彼女。ちなみに私は断然千夏派です。
また彼女や耕四郎の元カノが耕四郎の周囲の「大人の女性」という世界を表現する為に「高校生の千夏」という純粋さが余計に引き立ってる気がします。
最後になりましたが・・・てかレビューNAGEEEEEEEEEEEEEOTL
二人の恋の結末は一体どうなるのか?気になる方、もしくは作品自体に興味を持ってくれた方は是非ご一読あれ(>ヮ<)ノ
とまあ、初っ端からこんな異色漫画を挙げて軽くダークサイドを披露したことをお許し下さい・゚・(つД`)・゚・
はい、よくぞここまでお読み下さいました・゚・(つД`)・゚・
まずですね、これまで『妹』を題材にした作品は過去にも幾度も存在してきました。私が知る中でも、あだち充の「みゆき」、山花 典之の「妹-あかね-」等の有名どころが挙げられます。
しかし、「みゆき」にしても「妹-あかね-」にしても共通するのは共に義妹 であること。そりゃ恋愛作品にする上で倫理観を考慮すれば血は繋がっていないことが大前提ですよね。
ところがこの恋風に至っては
マジで血繋がっちゃってます。
流石イブニングで連載してただけあって設定から既に並みの漫画じゃありません。
このへんの歪んだ倫理観が特に、真面目な方に対してこの作品をお薦めできない理由です。
兄:耕四郎は妹:七夏に兄妹としてではなく、次第に異性として惹かれ、七夏もいつしか自然に兄へ思いを寄せ始めます。
しかしこの実の兄妹というシチュエーションが到底超えられない壁として、逆にこの恋を大きく演出してる訳です。
恋愛は逆境を乗り越える程深い恋愛だと言えるでしょう。そして乗り越えようとする時程愛は燃え上がるものとも感じます(誰
しかしそれがどう足掻いても乗り越えられない壁・・そう実の兄妹の恋愛だったら?
人は結ばれるといつしか気持ちも醒めてしまうもの。しかし決して結ばれない、叶う事がない恋ならば気持ちはずっと醒めぬまま続いてくものではないでしょうか。
この漫画が叩き出したテーマは、そんな結ばれない故に永遠に思い続けるという「究極の恋愛」の形を示しています。
自分の中で上記の「究極の恋愛」と呼べるのは、今まで同性愛しか頭になかったのですが、この作品でまた一つ世界が広がった気がしました(無理に広げる全く必要はないんですがw)
二人の恋は両親からも当然賛成される筈はありません。しかしそれを重々に心に刻んだ上で兄:耕四郎が葛藤していく様が大変上手く表現されていて涙を誘います。それも含め彼は自分が主人公としてかなり好きな部類に入ります。

↑恋と兄の立場との狭間で悩む耕四郎
他にも注目する点として、普通の漫画に比べ登場キャラは極めて少ない漫画ですが、中でも耕四郎の仕事場の同僚、千夏要が実にいい味を出してます。

↑このオネーサンね。
典型的なキャリアウーマンでありながら耕四郎の良き理解者。男臭い一面と大人の女性の魅力を併せ持つ、高校生で世間知らずの七夏とは正に真逆の存在として描かれる彼女。
また彼女や耕四郎の元カノが耕四郎の周囲の「大人の女性」という世界を表現する為に「高校生の千夏」という純粋さが余計に引き立ってる気がします。
最後になりましたが・・・てかレビューNAGEEEEEEEEEEEEEOTL
二人の恋の結末は一体どうなるのか?気になる方、もしくは作品自体に興味を持ってくれた方は是非ご一読あれ(>ヮ<)ノ
とまあ、初っ端からこんな異色漫画を挙げて軽くダークサイドを披露したことをお許し下さい・゚・(つД`)・゚・
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