イタリア優勝の歓喜に沸いたあの夏からはや四年。
時が流れるのは早いもので、またワールドカップイヤーがやってきてしまった・・・
我が日本代表と言えば近年稀に見る期待感の低さを感じさせ、ついには直前の練習試合で本田をワントップに置くという仰天のシフトを披露した。
ビッグマウスの本田も、流石にW杯直前のこの時期に、オカチャンに対して前田のように意見はできなかったのか
本当にワントップで試合をこなした。(結果は無得点)
しかしオカチャン采配もここまでいくと、もうウイイレ采配と変わらないというか
本当に誰でも日本代表監督になれそうな気がして哀しくなってくる。
さて、そんなもはやどうでもいい領域に達しそうな日本代表は置いといて、今回の「ワールド」カップである。
ブラジルの下馬評が高いのはいつものことであるが、何と言っても期待を集めているのがユーロを制した
スペインだ。
去年6冠を達成したバルサの選手を多数擁し、バルサと変わらぬ美しい
サッカーを武器に、堂々と欧州王者としてW杯に乗り込んでくる。
ただスペインの残念なところはこの時期にブラジルを差し置いて優勝候補筆頭とまで評価を上げてしまったこと。
残念ながら優勝候補ほど勝てないのがワールドカップであり、悪いことにバルサやスペインのような圧倒的なポゼッション
サッカーを破る術を、今年インテルがとてもよい形で見せてしまった。
決勝トーナメント以降ひどい話スペインと当たるチームの全てがインテルのようなガチガチの守備
サッカーをやってくればスペインとて勝つのは容易ではない。
もちろんいち視聴者として、スペインのような
サッカーは見ていて面白いし、守備的なチームより勝てば当然嬉しくなる。だが大本命と言われるチームほど賭けたくはないのも人情である。
ではスペインの対抗馬としてはどこが面白いか・・・
今回単純に「面白いチーム」ということに関して絶対外せないのは
アルゼンチンであろうw
マラドーナとメッシ。
この二人だけでお釣りが来るくらいなのだが、イグアインやサムエルがいたりと要所要所でやはり役者は揃っている。
ただ、どうしても優勝を目指すには苦しすぎる予選の成績だが、何と言ってもメッシがいるので彼が爆発すれば一人で試合を決めかねない。
そこにマラドーナダイブ!が飛び出せば本当に勢いで一気に勝ち上がるかもしれない。
そしてこのW杯は、メッシが本当にシャビやイニエスタ抜きで真価を発揮できる選手なのか問われるかもしれない。
しかし、今回僕が優勝を期待したいのは・・・
スペインでもアルゼンチンでもない。
不屈のゲルマン魂・・・・・
ド イ ツ !何故だろう。
毎回優勝できるとは言えない戦力なのに、
泥臭くも何故かワールドカップだと勝ち上がっていくドイツの姿に
いつの間にか魅せられたんだろうか?
今回はザーッと出場国を見回した中で優勝予想として賭けたいと思ったのはドイツだった。
という訳で・・・・今回優勝を期待するのは、ずばりドイツ!
前回はイタリア一点賭けが炸裂しましたが・・果たして今回どうなるか?
最後に、ドイツ優勝を期待させるキッカケとなったトーマス・ミュラーのハットトリックを貼って終わりにしたいと思います。
がんばれドイツ!
そして、がんばれ日本!(一応)