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そんな大晦日

はじめに...

主にリンクさせて頂いてる方、そしてそれ以外でも今年ネットでお世話になった方々。

私自身、色々迷惑も掛けたこともあったと思いますが、今年一年親しくして頂きありがとうございました。

みんな良いヒトですわ、ホント。

そして感謝の意を持って今年最後の記事を記したいと思います。




サリさんから2006年を振り返るバトンなるものが来ていたので、今年最後のバトンとして答えたいと思います。
(いつも回して頂いてるのに諸事情で余り答えられずすみませんでしたm(__)m)



今年も残す所あと数時間になりましたが、皆さんそれぞれ良いお年を!
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年末のお買い物

20061230040822

20061230040823

本日のゲットアイテム
●大神(廉価版)
●ウイニングイレブン9
●プレステ2用コントローラ
計三点

ゲームを一月で二本買うなんて何年ぶりだろうか?

大神の名を知るきっかけを与えてくれた白衆天さん、そして購買の衝動をそっと後押ししてくれた旅の者さん。

ありがとう....(と書いてGJ)

そして遂に接待用アイテムを揃えてしまった俺。
しかも接待アイテムが1年以上前のウイイレ9って....

テラ微妙wwww

ふつーにファール多杉いくない!(´・ω・`)

追伸:
ACT-2は後日へ........

2006年度MER的漫画大賞 ACT-1

2006年も残す所あとわずか...

今年も各界色んなことがありました。

そして漫画界でも、様々な漫画が私を楽しませてくれました。

そんな折、旅の者さんや白衆天さんが”2006年のゲーム総括”なるものをされていたのを見かけまして....

面白そうなんで私自身も似たようなことを出来ないかな、と考えていたんですが、ジャンル別で見て”ゲーム”はそこまでプレイできませんでしたし、”音楽”も最近の流行からは取り残されとてもじゃありませんが2006年の音楽シーン全体を語ることができるレベルじゃありません。
(とは言いつつ、2006年のジャンクソングとかおバカなランキングとかやったんですがw)

安西先生....そんな俺に残ったのは...やっぱり”漫画”しかなかった訳で....

という訳で...ほとんど勢いでやってみます。

2006年度MER的漫画大賞 ACT-1!

※本当は選考に関してもその他の漫画好きの方々と色々論じてみたかったんですが、なかなかそんな機会も得られず、今回は完全に私個人の主観による選考になってしまったのをご了承願いますm(__)m

※選考された漫画は私自身が必ずしも単行本を購入している漫画ばかりではなく、立ち読みや漫画喫茶や知人に借りて読んだ段階で判断している所もあります。

※基本的に少女漫画は読めていないので、主に男性向け漫画からの選出に偏ってます。

※他にもその分野ではこんな漫画も面白かったという意見もあればドシドシお待ちしています。

前置きはこんな所ですが、肝心の選考部分はネタバレやにわか読者に過ぎない私の意見でファンの方が目にされると不快にされる内容もあるやもしれませんで一応続きにて記したいと思います。

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クリスマス・サーガ

何でもサーガ付ければいいってもんじゃないですけどね。

何かカッコ良くないですか、クリスマス・サーガ!
サーガ付けるだけでクリスマスにも壮大な冒険の匂いがしてきたりして(そうか?

更にイブ・サーガ!だと響き的にゼノサーガっぽくてイカしてますよね。

いやゼノサーガもプレイしたことすら無いんですが。

イブの夜にサンタエンペラーが登場し、エンペラー1にチェンジ・合体する際に周囲の惑星(という名のカップル)を破壊していくなんてさぞかし痛快でしょうね。

そんな訳で今日は全国のマゾの諸君が独り身の孤独に思わず快感を覚える日です。

自分の中のちょっと人恋しい気分にwktkしたりして。
男同士でケーキつついてワイン空けて一緒にロマンチックな「ボディ・カード」なんて見た日にゃもう最高ですよね。
(※経験あり)

一人でしみじみ過ごすも良し。

またこの日ほど男同士で騒いで楽しい日もない(と個人的には思ってます)

そんな私の今年のクリスマスの予定は....な、なんとぉっ!

ネタ的に面白くも何ともない

無難にフツーにバイトですがな(´・ω・`)

本当はもっと真面目に黒い意見書こうとも思ったんですが

とちうで面倒臭くなったんで今回は自粛しておきます(;・∀・)

ではでは最後になりましたが

皆さんどうぞ良い夜を!

追伸:
くれぐれも盛り上がりすぎてアッー!な展開だけはご注意を(たーん

ゲッター線の魔力

今日ですね。
帰り道に気になってたゲーム「大神」を探しに行ってみたんですよ。



しかし三件回って

売り切れ続出でどこにも置いてNEEEEEEE!!!!!




しかも、あろうことかゲームと古本両方が販売されてる店で私の琴線を刺激する恐ろしいブツを発見してしまいました。

それは.....

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父と子のラブストーリー

最近ふと
『そう言えばしばらく映画見てないな~』
と思い、ちょいと良い映画を探し泣ける映画と本のホームページで紹介されている泣ける映画・感動映画 総合ベスト10の中から先日「チャンプ」を鑑賞してみました。

『実際にこの映画を見てみよう』
 と感じる決め手となったのは、
①ベスト10でランクインしている第一位の「ニューシネマパラダイス」や第三位の「ショーシャンクの空に」、更には第7位の「レオン」は私も大好きな映画だった為私にとって信頼性の高いランキングだった
②それ以外の映画は大抵観たことがある
 等の理由からです。

ただ正直映画に関しては前もって期待しすぎるとロクなことがないので、観るまでは私も肩透かしを喰うことを若干恐れていました。

しかし、この作品に関しては予想を遥かに上回る見事な出来栄えだったので、久しぶりにちゃんとレビューしてみようと思います。



チャンプ(1979年製作)

チャンプ チャンプ
ジョン・ボイト (2002/08/09)
ワーナー・ホーム・ビデオ
この商品の詳細を見る


【評価】 ★★★★★


【あらすじ】
かつて世界チャンピオンの座にもついたことのあるプロ・ボクサーのビリー(ジョン・ヴォイト)は、7年前に妻のアニー(フェイ・ダナウェイ)に去られてから酒とギャンブルにおぼれ、今は競馬場の作業員暮らし。しかし、そんな彼を、息子のT・J(リッキー・シュローダー)は今も“チャンプ”と呼んでいる。息子のため、再びリングに上ろうとするビリーだったが…。

【作品紹介】
1931年のキング・ヴィダー監督作を『ロミオとジュリエット』のフランコ・ゼフィレリ監督がリメイクした父子情愛ドラマ。とにもかくにも子役シュローダーが名演で、もはやハンカチを手放せないといった評判が評判を呼び、日本では大ヒットを記録した。また、母親が父子を捨てた理由を明確にしているあたり、この頃から世界中で台頭し始めていた女性自立の風潮を巧みに反映している。

(あらすじ及び作品紹介はAmazon商品紹介文より抜粋)

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うれしはずかし朝帰り

てな訳で、12/13、早朝やや肌寒い中、サイさんが駅まで見送って下さって私自身初となる複数人数のオフ会から電車で帰ってきました。

いや~楽しかった。

こんな朝まで遊べたのも久々だし、共に楽しい一時を過ごさせて頂いたサイさん、さばさん、ジャスさん、るっきーさん有り難うございました。

何より徹夜で最後まで付き合って下さったサイさんには本当に感謝。

始まる前からドキドキワクワクだったオフ会。

少し遅れてのレポになりましたが、以下その流れ。

(12/12 大阪某所にて)

~オープニング~

やや遅れて集合場所に到着すると、そこにカラオケから一人抜け出しサイさんが迎えに来てくれました。

まずはその第一印象。

サイさん→
な、なんだ!?
これはいわゆるI・K・E・M・E・N、コードネーム「イケメン」と呼ばれる人ではないのか!?
まず向けられた笑顔と、カラオケ開始前に献血で血を400ml抜くという荒技を敢行されていたという情報を聞いて、明るさと逞しさがマッチしたナイスガイ、という印象を受けました。

そこからサイさんに誘導してもらい一人遅れてカラオケにダイブ。

~戦国風雲急を告げるカラオケ編~

カラオケに突入すると、すでにジャスさんとさばさんの二人が歌に華を咲かせていました。

引き続き第一印象。

さばさん→
まず目を引かれたのはその爆発するようなスマイル。それもあって、内包する陽気できさくな人柄を出会った瞬間に感じました。
さばさんの笑顔は正に「(>ヮ<)ノ」←の絵文字そのままだったかとw(もしや(>ヮ<)ノは自画像?!ww)
どうやら彼も献血ボーイズの一人だったそうですw
余談ですが、私の知り合いに顔がそっくりでした(´・ω・)

ジャスさん→
まず感じたのは、眼鏡が似合うクールで真面目な方という印象。
しかしすみません、それとは裏腹にジャスさんの可愛らしい雰囲気に徐々に不覚にも萌えてしまいましt(ターン
そのギャップもさることながら、私が事前に思い描いていた印象と最も違ったのが実はジャスさんでした。
私もやや緊張していた為か、余り喋れなかったのが惜しまれます。

そんなこんなで四人でカラオケになった訳ですが。。。

噂には聞いていましたが、サイさん&さばさんの2トップは本当に女性ボーカルしか歌わないw

しかもジャスさん&さばさんのジュディマリのデュエットでは、ジャスさんがYUKIばりのハイトーンを披露。
どれくらい高い声かというと、一瞬さばさんの声→カラオケの女性声エフェクトで変化させてると錯覚した(女性と勘違いしたのが実はジャスさんの声)くらいですw

なんだコレは!?男しかいないのに男臭い歌はタブーなのか!?

と迷った挙げ句、私はケツメイシや90年代ソングで責めていくことに。。

しかしことごとくリズムを間違う&声が出ないで途中で自主的演奏停止orz

更に全員ソフトドリンク注文なのに一人アルコール(白桃サワー)を頼み続ける俺(>ヮ<)ノ

まるで異次元空間に迷い込んだようでした。。こいつぁー中々ハイレベルなカラオケだぜ!(それ以上に私が場を読めよ!って話なんですがorz)

それからしばらくしてるっきーさんが登場。
その印象は。。

るっきーさん→
すごく中性的な印象を持っていたんですが、実際は体もガッシリして服もお洒落な「男らしい」方という印象を受けました。
しかしいざ言葉を交わすと穏やかな口調と雰囲気が「やはりるっきーさんなんだな」、と徐々に分かってくるように。
とても目が綺麗なのが印象的。

それからとまさんやすずさんなどの電話での電撃参戦もあって、曲を知ってる人が電話中の今が絶好機!と「太陽の真ん中へ」、「WAR WAR TONIGHT」、「Little Soldier」、「SKILL」などで応戦することに。

しかし流れを変えたのは、、、やはり
「 ハ レ 晴 レ 」
でした、、、

誰も意識してなかったかもしれませんが、この曲から部屋の空気の質がちょっと変わりましたw

サイさんとさばさんもおそらく意識してなかったかもしれませんが、サイさん&さばさん(&すずさん)の2トップ(3トップ)の女性ソング陣営の攻勢が部屋を浸食していき、本格的に何を歌おうか迷い出したのもこのへんからです。
(曲に迷う心情に、さりげなくるっきーさんが共感してくれたのが嬉しかったデスw)

そんな状況を救ってくれたのは、、、

や は り ア ニ ソ ン だ っ た 。

その時の私にとってアニソンの存在は正に一筋の光明が差したような感覚でした。

気合いで「ペガサス幻想」、「創聖のアクエリオン」などを歌い何とか場を凌ぎましたよ、しのださ(ry

そんなこんなであっと言う間に五時間カラオケが終了。

何と言いますか、今までとは違う新しいカラオケの世界を垣間見た気分でしたw

そしてカラオケにおいて、サザンにも小室にも出せないアニソンの価値を再確認。




~懐旧のパワプロ編~

カラオケの途中でジャスさん、終わってからるっきーさんがそれぞれお帰りになられ、私も帰ろうか散々迷った挙げ句、道中ぺちゃ焼き&たこ焼きを食して(美味かった!)、結局サイさんの家にお邪魔してパワプロをさせて頂くことに。

●第1戦 阪神(私) VS 日ハム(さばさん)

本当に久々にプレイすることとなった、おそらく累計プレイ時間50時間にも満たないだろうパワプロ12。

それを皆でプレイどころか、対戦できること自体に不覚にも試合前からワクテカしてしまいました。

序盤は福原と金村の投げ合いで均衡した展開。
しかし中盤、赤星の゛ぴの゛を彷彿させる足を活かした活躍もあって阪神がリード。

そこから久保田→ウィリアムスの継投で繋いで

結果
9-2で阪神が勝利(>ヮ<)ノ

私の心境「勝った、クララが勝った!(さぶ」

正直パワプロはサクセス一辺倒で対人戦をほとんどやったことがなかったので勝てたこともそうですが、ちゃんと普通に戦えたことが素直に嬉しかったです。

●第2戦 楽天(さばさん) VS 広島(サイさん)

何の因果か同じレッドカラー、渋いチーム同士の対戦になった第2戦。
それがあんな名勝負になろうとは、、、

全盛期岩隈VS黒田という球界を代表するエース格の投手の激突で幕を開けた序盤。
おそらくスロースターターであろう黒田の立ち上がりを突いて、(予想外に)楽天が磯部のHRなどで3点リードする展開に。
そこから試合は楽天の生命線(笑)と化した岩隈を広島率いるサイさんがどう攻略するか?という様相を呈してきます。
粘ることで球数を投げさせスタミナがある岩隈を疲弊させるサイさんw
その甲斐あって遂に後半岩隈が降板、そして試合が動き出したのもやはり岩隈が降板してから。
チャンスになかなか得点できず攻めあぐねていた広島ですが、土壇場8回に遂に3-3の同点に追い付きます。

そして9回裏、更に攻め立てる広島が総力戦の末サヨナラ。

結果
4-3で広島の勝利!

正直見ているだけで自分がプレイした試合よりも楽しめた試合でした。

あとはやはり試合中の戦略や試合後の感想などを聞いていても、お二人が野球が好きだからこそ、パワプロの楽しみ方をより熟知している印象を強く受けましたね。

結論:
パワプロ対戦はやはり面白いかもしれない。




~灼熱の007ゴールデンアイ編~

ここでさばさんがもう深夜に差し掛かり明日も早いということでお帰りに。

そこから登場したのが私もプレイしてみたかったゴールデンアイ。サイさんに事前に無理言って埃が被ってる64とカセットを出してきてもらいました(ホントすみませんm(_ _)m)

そこから計四回対戦。
以下経過を箇条書きにしてみます。

〇アナログキーが半壊している為ハイレベルな操作を要求するコントローラ
〇モーションセンサーに頼り切らず狙撃銃で攻めてくるサイさん
〇重兵器戦で小柄なボリス(私)に弾が当たらないサイさん
〇グレネードランチャー戦で防弾チョッキを着ないサイさん
〇それに負ける私orz
〇地下基地で本気で道に迷う私

もうね、アレです。
ブランク云々より完全な実力負けですw
過去対戦でモーションセンサーばかりに頼りきっていた私と違い、爆弾やグレネードランチャーといった単純な火力だけではなくあらゆる武器を駆使して責め立ててくるサイさんに圧倒されました。
結果
一勝三敗
一勝はボリスの背の低さの恩恵ですorz

動き、戦略含めて私自身ここまで対戦が上手い人を見たのは初めてかもしれません。

教訓:
①火力のゴリ押し戦法だけでは限界があるw
②トータルで見た上で狙撃銃最強説
(と言いつつ楽しいからまた爆弾の火力に頼りそうな悪寒)



~理外の狂気、二人麻雀編~

そこからはサイさんと二人で卓を囲むことに。

二人麻雀といえばまずは、、

①天VS原田式二人麻雀
久々すぎて17牌積む感覚が取り戻せない私(´・ω・)(結局最後まで積むのが遅かった)
その反面、肝心のツモ引きは気持ち悪いくらい好調。早上がり重視の二人麻雀でどの手もほぼ10巡目にはテンパイ。
しかし手を高めず安手ばかり&待ちが両面でヒネりがないことからことごとく看破されることにw

二人合わせても実際アガリがあったのは数えるほど。
そこでもっと違う二人麻雀をしてみよう、てことでお次は、、

②地雷ゲーム(カイジより)
福本式麻雀第2弾w
私自身サイさんより教えてもらって初めてそのルールを理解できたゲーム。
この麻雀はツモは関係なく、アガリはロンのみで成立することから捨て牌を切る度に正に地雷を踏んでいくような感覚を味わえましたw
お互いアガリがなく場が流れた後、互いに読みを考察し合ったりするのも面白く、ぶっちゃけ天式二人麻雀より楽しめましたね。

何より、久々に牌を握って打てたのが一番嬉しかったです。

追伸:
こんな異色の(頭の悪い)ゲームを創造できる福本伸行の頭脳は正に人外の領域であるw

~夜明けのマンガ編~

ここでサイさんが夜も遅いので私のために布団を用意して寝床を提供して下さりました。

そこで素直にお言葉に甘えて寝れば良かったんですが、、、

寝る前についサイさん文庫を手に取ったのがマズかったw

ドラゴンボールや天使な小生意気やハヤテetc...の魅惑のマンガ群に捕まってしまい、更にマンガ話にも華が咲いて気付けば仮眠どころか始発が動き始める時間にorz

そしてその漫談(=漫画談義)で感じたのは、
『ギャグ漫画は一般的な漫画を読むより、話の内容が(哲学漫画を読む並に)深い』
ってことですねw

そこから五時過ぎの電車に乗り込み大阪を後にして、私のオフ会が幕を閉じることになりました。

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今考える龍球

先日旅の者さんのブログで新旧のジャンプについて考える記事を見かけた中で、ふとドラゴンボールについて色々考えることが出てきたので、今日はちょっとそれに触れてみようかな、と。

鳥山明作、ドラゴンボール。

もはや紹介するまでもないですよね。

全世界の発行部数が三億部だとか言われる日本漫画の金字塔。

しかし実際この漫画が超S級の面白いマンガだったか、と言われると賛否両論分かれる所だと思います。

では一体どんな点から批判論があるのか?
私が目にしてきた意見を大まかに箇条書きしてみると
●天下一武道会でマジュニアを倒した所で終わるべきだった(悟空大人時代否定論)
●戦闘能力の急激なインフレが有り得ない(能力至上主義否定論)
●ブウ編はいらなかった(無駄な連載引き延ばし否定論)
●長期連載による矛盾点(矛盾イクナイ論)
ざっと挙げるとこんな所と思うのですが実際にアンケートを取れば細かい批判はまだまだあるでしょう。

かくいう私も一時はストーリーの引き延ばし等の理由からドラゴンボールは決して神漫画ではないと考えたことがありました。

しかし連載終了から10年以上経った今、改めて読んでみるとドラゴンボールはやはり五つ星作品だった、と考え改めるようになりました。

私自身何故そのような認識の変化が起こったのか?!

そこを説明する上で、ドラゴンボールの簡単な話の流れを改めて振り返りながら考えてみたいと思います。

~ドラゴンボールの流れ~

【悟空幼少編】
アニメのテーマ曲『摩訶不思議アドベンチャー』と称されるように、開始当初はドラゴンボールを巡る痛快冒険紀行といった感じで、バトルというよりギャグの要素が強い作風でした。
その軽快なギャグからDr.スランプの後継作品と見ても全く違和感はなかったでしょう。

【天下一武闘会~ピッコロ編】
ところが話の本流に天下一武闘会が絡み出してから、途端にバトル的な要素が強くなってきます。

そしてボスらしい風格と凶悪な強さ両方を兼ね備えた敵、ピッコロ大魔王が登場します。

桃白白も残酷無比なキャラでしたがボスと言えるほど手下を従えている訳でもなく、カリスマを備え、強さも桁違いとラスボスらしいラスボスとして登場したキャラとしてはピッコロが初めてだったと思います。
そして

親友クリリンが惨殺される

その仇を討とうにも強すぎて歯が立たない

パワーアップが必須

という闘う為のシリアスな動機と王道のインフレパターンが揃い、バトル漫画としての色がしっかりと出始めたのもこのへんです。

もう少し違う形でパターン化してみます。

人類を滅ぼすことも見据えている圧倒的な強さを持ったボスキャラの登場(時には仲間も殺される)

当然世界を救うために対峙するがまず歯が立たない

早急なパワーアップが必須

それまで作風が変遷していったDBですが、ここで確立された上記のパターンは以降も定着し、多少流れの誤差はあれども幾度もこのインフレパターンが繰り返されることになります。

そう言った意味でドラゴンボールとしての作風がしっかりと固定されていったのがピッコロ編である訳なんですが、それ故に以降繰り返されるパターンがどうしても焼き増しに見えたり、インフレの増長に過ぎないように感じたりする方もいたでしょう。

事実鳥山氏はマジュニア編で終わらせたかったという話もありますし、物語としても念願の天下一武闘会初優勝という形で区切りを付ければスッキリしています。

以降の話は焼き増しに過ぎないから、どうしても色褪せて見えるからこそ
「ピッコロ編(マジュニア編)で終わるべきだった」
という意見も飛び出すのかな、と。

しかし後に来るラディッツ編~ブウ編は本当にパワーインフレがただ繰り返された焼き増しに過ぎないパートだったのか?

その疑問を踏まえた上で、次へ。

【ラディツ~ベジータ編】
ここらへんから連載も長期化してきたこともあって、ドラゴンボールもさしずめ第二部に入ったような変化が起こります。
それが、悟空の息子、悟飯の登場です。

無論、明確に作中でも第二部と公表されていた訳ではありません。
しかしラディッツ編~ベジータ編、さらには最後のブウ編までは全て主役悟空の後継者として、新たに悟飯が次の主役になるまでの成長を描くパートに見て取れます。

まずこのラディッツ編~ベジータ編では悟飯の戦士としての目覚めを描いています。

【ナメック星編】
引き続き悟飯はクリリンと共に闘うことで、悟空やピッコロという指導者を欠きながらも戦士として急速に自立していく様子が伺えます。

ここで少し話を脱線します。
悟飯以外に作品全体として見てもこのナメック星編は
●超サイヤ人という存在によってサイヤ人の血統の決着
●ドラゴンボールや神様(ピッコロ)のルーツの解明
●原点回帰でもあるドラゴンボール探し
●従来の地球という範疇ではない宇宙レベルでのラスボス
という点から、表題「ドラゴンボール」という作品の集大成とも言えるパートだったと思います。

仮にブウ編より先に完結させるのなら、上記の理由からピッコロ編よりこのナメック星編の方がより美しい終わり方じゃないか、とも言えます。

しかしここで悟飯という存在に話を戻します。

悟飯は地球時代からは戦闘力、精神的にも別人のように成長しましたが、まだ主役を張るには頼りない面もあり、しかも能力至上主義が根付いてしまったDBの世界で現主役悟空が超サイヤ人になってしまったことで戦闘力も大きく水を開けられ、戦闘力面でも主役=最強という形に悟飯は遠く及ばないことになります。

つまり、ナメック星編は
●ドラゴンボールという作品全体としてはここで完結させるのが綺麗にまとまる。
●ナメック星編をドラゴンボールの第2部という枠組みとして見るならば、第2の主人公として悟飯は未だ成長過程であり主人公にふさわしい存在ではない。

という二つの側面があると言えるでしょう。

結果、当時人気絶頂に加えドラゴンボール自体が既に一大産業となっていた社会の影響もあって、ドラゴンボールはまだ完結に至らず悟飯のストーリーも続いていくことになります。

【セル編】
さて、ナメック星編で完結できなかったドラゴンボールですが、このまま悟空が新たなボスを倒し最強であり続けるのであれば、単にパワーインフレを繰り返すだけで話としても余り進展がありませんしマンネリ感が否めません。

しかし悟飯という存在にスポットを当てていくと、ラディッツ編から続く彼の成長のストーリーが完成されるのがこのセル編です。

最終決戦で悟飯は悟空の強さをついに超え、能力面でも精神面でも一人前になることによって、名実共に主人公の座を譲り受けることになります。

確かにセルに油断し、過信しすぎる点は主人公を張るには完璧とは言い難いかったですが、それはラストの親子二人のかめはめ波でセルを倒すことで、悟空が主人公としての最後の後押しをするという形で上手く決着しています。

事実セルを倒した後、悟空は生き返ることはできましたがそれでは主人公が完全に交代したとは読者も受け止めにくい筈です。

よって悟空が現世を去るという形で新たな主役悟飯が正式に誕生することになりました。

【魔人ブウ編】
さてこうやって見ていくと、新旧主人公の共演で幕を閉めた前のセル編で完結させてしまうのも一見綺麗な締め方です。

しかしそれでは、肝心の新主役としての悟飯の活躍をほとんど見ぬまま終わってしまうことになります。

つまり後から見て蛇足とも思えるこのブウ編にも、ラディツ編より続く悟飯の物語として考えると立派な存在意義があります。

しかしここで一つ問題が。

それはそれまでドラゴンボールという作品を応援してきた者にとっては、孫悟空という存在は余りに偉大すぎたということです。
つまり悟空こそドラゴンボールの象徴であり、悟空が最強ではない、強いては主人公が悟空じゃないドラゴンボールはドラゴンボールじゃない、と感じるファンも少なくなかったでしょう。(かくいう私もその一人です)

かつて初代マクロスでは一条輝と結ばれる役として正ヒロインの早瀬未沙よりリン・ミンメイを望むファンの声が大きかったらしいですが、結局当時のスタッフは正着通り一条輝と早瀬未紗をゴールインさせる選択をしたと聞きます。

しかし編集部と鳥山氏も当時の『主人公孫悟空復活熱望』の声をやはり無視できなかったんでしょう。

悟空は一日だけ現世に蘇ったことで話の本流に復帰、中盤からは再び主役のような扱いになってしまいます。

さて、この世論の影響からか途中で主役が入れ替わってしまうというパターン。

ファンの声をしっかり反映してファンとしては嬉しい展開である反面、世論の人気主体でストーリーをいじっていくと下手すれば某種死のように話そのものも破綻してしまう危険性があります。

しかし実はここからが評判の悪い魔人ブウ編を私が高く評価している所なんですが、魔人ブウ編が他のパートと明らかに異なるポイントが幾つかあります。

●二人の主人公
上では主役が入れ替わったと書きましたが、実際は完全に悟空主体の展開ではなく悟空は瞬間移動などを駆使して情勢を影からバックアップし、肝心のパワーアップに専念する役は悟飯、と今まで悟空一人でこなしていた主人公の役割を二人に分担した、といった具合です。
つまり実質、主人公が二人存在する展開と見れます。
その結果、

●最強の地位とブウを倒す役の分離
『ドラゴンボール主人公の役割は、一つはボスを倒すこと、もう一つは最強であること』
これが今までのDBの単純かつ不動の公式だったんですが、その形が崩れたのが魔人ブウ編の一番大きなポイントだと思います。

悟飯は界王神の力で一時は魔人ブウをも圧倒するほどの『最強』のパワーを手に入れます。(ただ原作とアニメ版では最強の扱いが若干異なっているそうですが)
しかし実際に元気玉で『魔人ブウを倒す』のは悟空です。

ここで再び整理します。
魔人ブウ編は当初は悟飯が主人公で始まりました。

しかし悟空人気の影響は大きく、途中からは悟空主導で話は進みます。

つまり主人公という視点では
●ドラゴンボールという作品的にはすでにセル編で主人公 は悟飯に交代している→「作品的主人公」
●しかしファンは魔人ブウ編も悟空が主人公の展開を望む声が強かった→「ファン的主人公」
という二つの方向性があります。

そして
●最強の座に座るのは悟飯→「作品的決着」
●魔人ブウを倒すのは悟空→「ファン的決着」
と、セル編で主役の座に座った悟飯を最強の存在として立たせることで長い目で見た上でも作品的にも破綻せず、悟空がブウを倒すことでファンの要望にも最後まで応えきったことで、作品的にもファン的にも見事に収束点を見るのが魔人ブウ編の決着の付け方なのです。

私が魔人ブウ編を高く評価しているのも正にこの「ファンの声にも応えた上で、作品としても破綻していない」点です。

付け加えるなら、最後の決着を付けたのが元気玉であるのも魔人ブウ編だけであり、最強の座が重要だった過剰な能力至上のパターンを最後で覆し、一人一人の力を結集することで地球を救うという文字通り大団円のラストに仕上げているのも特筆すべき点でしょう。


さて、ここまで話の流れを振り返っていきましたが、最後にもう一度まとめてみたいと思います。


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シワスノアシオト

まずは久々に宣伝から。

有限会社パラさんにて12月度のアイコンリクエストランキングが開催中です。

自分用のアイコンを探索中だけどなかなかしっくり来るアイコンと出会わないという貴方。
もしくはキャラがマイナーすぎてアイコンそのものが見つからないという貴方。

この機会に是非一度覗かれてみてはいかがでしょうか?

有効な資料がある限り、どんなキャラでも管理人さんが頑張って作成して下さいます。

確実にアイコン化されるのはランキング5位までのキャラですが、6位以下のキャラからもランダムで2キャラ選ばれるので
たとえ下位に終わったとしてもアイコン化のチャンスありです。

しかも12月もまだ始まったとこなので今から投票しても5位以内に食い込める可能性も十分あります。

未だ見ぬオリジナルなアイコンに興味がある方は、今すぐ投票へレッツゴー!!(ぉ

尚、私個人としてはアネモネの君やビクトリーム閣下をこっそり応援しています。

さて、今日は最近私が目にしてきた『12月の1シーン』をちらほらと。

①紅葉イイヨ紅葉

20061205111533


200612051115332


某お寺さんの夜間限定の紅葉ライトアップ。
紅葉って12月でもこんなに綺麗なんだと改めて実感。
しみじみすると共に寒さが本当に身に染みました。

寺さみーよ寺。

②サンタかかってこい!!

20061205111532


うちの巷ではもはや名物の巨大ツリー。
クリスマスもまだ先なのにツリーの周りにはカップルがぎょーさんいました(´ー`)勝手にやってちょ!

③ぶるぅわあぁぁっ!
やっぱ冬は暖まるものが食べたいですよね~。


200612051115334

(写真は半時計回りに90゜回転させて見て下さい)

某Rさんと同じくガッツリ焼き肉喰らってきました(>ヮ<)ノ

久々に良質の肉を補給した気がします。

これで焼き肉はあと半年は行かなくても俺の腹は余裕だぜ!!(ry



・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・



さて、ちびまるこスペシャル見るかな。

私的ランキング王国2006~その③~

人はどこから来てどこへ往くのか、、、

なーんてこと思春期には誰もが一度は考えたりしなかったり。

この企画も一体どこに向かっているのか、、、そしていつまで続くんでしょうか、、、(汗

てな訳で早いもので第3回です。

今回のランキングのお題は「J-POP」。

しかしただ人気だの売り上げだので年間ランキングを発表しても面白くないかなー、ってことでちょっと趣向を変えてやりたいと思います。

題しまして、、

「2006私が選ぶジャンクソングベスト5!!」

※説明しよう!ジャンクソングとはっ!
ファーストフードやスナック菓子など高カロリーだか栄養値の低い食品は俗にジャンクフードと呼ばれるが、ジャンクソングはその歌バージョンを指す言葉であり私が勝手に作った造語である(何)
ジャンクフードが栄養値が低くともその刺激の強い食感からハマればヤミツキになるように、ジャンクソングの特徴はお世辞にも内容が濃いとは言えない歌の内容の中にもその覚えやすいメロディとメディアのヘビーローテの影響から耳にし続けると脳裏に焼き付いてしまう点にある。
CDを買ってもいないのに、特に中身の濃い曲だと感じないのにその強烈な破壊力から一時期無性に頭から離れない曲、それがジャンクソングである。

では早速ランキングの発表です!

(以下その歌のファンの方が目にされると不快に感じる内容もあるやもしれませんので念のため「続き」にて記したいと思います。)

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